2020年 東京オリンピック聖火リレーのスタート地は、ギリシャ。
古代オリンピック発祥の地であるギリシャで「採火式」式典がありました。
いつもなら沢山の観光客に見守られ行われる式典ですが、今回は新型コロナ感染拡大を防ぐため、無観客で行われました。
幸いメディア関係者の方のおかげで、ニュースでその模様を見ることができました。
もし、園で聖火やオリンピックについて一言で子供たちに伝えるなら・・・・
「スポーツの強い人たちが集まって、1位を目指して競うのがオリンピックだよ」となるでしょう。
子供たちから、こんな疑問が湧いてきそうですね!
「聖火リレーって何?」
「なぜ火を運ぶの?」
ということで、オリンピックや聖火リレーについて子供たちに伝えるなら・・を書いてみましょう。
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聖火の火はギリシャという国からやってきました。
ギリシャは古代オリンピックの発祥の地、
つまりオリンピックが生まれた国、オリンピックを始めた国。
採火式の場所はオリンピア遺跡。
(このような写真をみせながら・・・・)
方法は太陽の光を集めて、火をつけます。
その後、その火を運べるように小さくしてから、飛行機にのせて、オリンピック開催地まで届けられます。
開催国へついた火は、聖火ランナーの人たちにより、オリンピック競技場まで運ばれます。
「起源は、古代ギリシャ時代まで遡ります。
ギリシャの神様が、火を盗んで人間に与えた事件がありました。
人間にとって火は生活を便利にしてくれる大事なもの。
そんな大事な火をもらったことを記念に、昔のオリンピックで火が灯されたのです。」
とか、
「ギリシャ神話に出てくる神様のプロメテウスが、ゼウスの元から火を盗んで人類に伝えたことを記念して古代オリンピックの開催中に灯されていた。」
実は、近代オリンピックでは、1928年までは聖火はありませでした。
きっかけは、1928年アムステルダムオリンピック開催において、建築されたオリンピックスタジアムの設計に塔を取り入れ、火が燃え続けるというアイディアが盛り込まれたことで火が灯され、
80年以上前(1936年)
ドイツのベルリンで開催されたオリンピックで導入され、
そこから現在まで受け継がれているのです♪