前回のお話の続き、
10歳の娘の首の痛みがきっかけで、肩の高さが違うことに気がつきました。
ネットで検索した結果、「側弯症かもしれない」と疑いはじめた私は、
側弯症の治療で有名な病院を予約しました。
しかし、「手術」以外の治し方が、
もしかしたらあるのかもしれないという希望を捨てられませんでした。
というのも、娘は小3の春に、全身麻酔で鼻の手術を経験しています。
無事に退院できたものの、
「もう2度と入院も手術したくない!」と言った娘の顔がチラつくのです。
外傷は、手術ですぐ治っても、心の傷や恐怖はいつまでも残るのです。
手術した本人が、一番怖かったはずですが、親ももし万が一のことがあったらと思うと、
不安で不安で、
手術が終わり、目覚め、回復するまでの間、生きた心地がしませんでした。
それを、再び、しかももっともっと大掛りな手術であることは素人でも想像できました。
でも、最悪の場合、内臓圧迫で〜、命に関わる可能性もあるなら、とにかく診断してもらわないと
と病院へ連れて行く覚悟はしました。
覚悟はしても、他に治す方法がないなんて
諦めることができるはずもなく、とにかく、時間の許す限り、調べました。
世の中には、科学で解明されてない不思議なことがたくさんあります。
なので、西洋医学・東洋医学・民間療法など、
やれることはなんでもやろうと、娘と話し合いました。
そして、見つけたのが謎の研究所。
脊柱側弯症を治療した実績について、さらっと書いてあり画像がありました。
よく出来た見栄えのよいサイトではありませんでしたが、(失礼ですが、正直な気持ちをあえて書きます)
なんだか気になり隅から隅まで全部よみました。
正直、他のカイロや整体の方がよっぽど見栄え良く、内容も細かく、体験談などもあり、わかりやすかったのですが、
なぜか自分でもよくわからないまま、その謎の研究所へ電話していました。
そして、言われたのは、
「治してあげるから、連れて来なさい」
振り返れば、この時には既に、もう大丈夫かもしれないと安堵した気持ちがあったように思います。
とはいえ、本当に治るまでは半信半疑です。
だってネットでも病院でも、「民間療法では治らない」
きっと、これを読んでいる人たちならわかると思いますが、
「一定の角度になるまで経過観察、もしくはコルセットで治療、悪化後に手術」と言われているのですから。
それでも、なんとなく自分の直感を信じて、予約を入れました。
大学病院予約日の前日に、学校を早退して連れて行くことにしました。
そして、当日。
もう、写真をみてわかるように、本当に背骨がまっすぐになってました。
肩甲骨の高さを見ると一目瞭然ですが、左右差がなくなりました。
そして、曲がっていた背骨がまっすぐになっていました。
時間にして、数分〜数十分でした。。。
狐につままれた気分とは、まさにこのことと言った感じでしょうか?
先生曰く、
「日本で背骨をまっすぐにできるのは自分しか知らない」と。
整体やマッサージとは違う、言葉にできない治療法。
整体に言ったことある人ならわかると思うのですが、整体っぽい、そういうこと一切してないんです。
マッサージもしてない。
言葉にするなら、足を見つめて軽く引っ張ったり、落としたり、背骨なぞったり、
足を曲げたり、伸ばしたり、仰向けになったり・・・・でした。
曲がっている時の、画像も程度がわかるように載せます。
左に比べると、右肩は下がり、背骨が左の方に膨らんで緩やかなS字になっている様子が分かります。
ウエストのくびれも非対称でした。
続く
側弯症は治る! 3500人のゆがみが取れた驚異のエクササイズ (ビタミン文庫) [ 大塚乙衞 ]
↑側弯症が分かる本