猛暑で、ついエアコンを付けっ放しで換気が疎かになりがちですが、
コロナ対策のためにも換気はしたいですね。
ダイキン工業によると、エアコンは部屋の中の空気を取り込み冷やしているため、換気はできません。
なのでなるべく離れた窓の対角の2箇所を開けて風の通り道をつくるのがおすすめだそうです。
外から入ってくる温度の高い空気をエアコンが直接吸い込むと、エアコンに負荷がかかり、電気代が上がる原因になるからです。
窓を開ける目安は、1時間ごとに10分よりも、30分ごとに5分する方が効果的だといいます。
電気代をおさえるコツ
♦︎エアコンの電源を入れる前に窓を開け、昼間の間に部屋にこもった暑い空気を外に出してから冷房をかけると、より効率的に部屋を冷やすことができます。
♦︎窓を開けて換気をするときは、エアコンをつけたままの方がいいです。
エアコンは電源を入れた直後が最も多くの電力を消費します。そのため、窓を開けて換気をするたびに電源を切り、またつける、を繰り返すと、より多くの電力を使うため、電気代が上がってしまいます。
♦︎「買い物で1時間」外出する時は、エアコンは「切る」方がお得。「30分」が目安になります。不在にする時間が「30分以内」なら切らない、「30分以上」なら切るのがおすすめです。
♦︎就寝時、基本的には夜間もエアコンを切らずにつけたままにするのが良いです。
風量調節はダイキンによると「自動」にするのがおすすめだということです。
♦︎さらに、節電に効果的なのがフィルター掃除です。2週間に1回は掃除しましょう。フィルターにほこりがたまると部屋を冷やすのに多くの電力が必要になります。
1年間フィルター掃除をしないと、消費電力が約25%も増えるのです。
猛暑の中での熱中症対策とコロナ対策の両立は本当に大変ですよね。
そんな時だからこそエアコンの特性をよく知り、効率よく活用することで、
体調管理と節電の両立もできたらいいですね。